こんにちは、トロント在住フリーランスマーケターのKEI( @kishikawa1126)です。
就活生や転職を考えている方の「やりたい仕事が見つからない」とか「就活・仕事の意味が見出せない」なんていう言葉をよく聞きます。
わたしからすれば「そんなもんなくて当然」💁🏼♀️
すべてはマインドセット次第。その理由を3つに分けて解いていきたいと思います。
- やりたい仕事が見つからない
- 就活の意味が見出せない
- 仕事の意味って何?
といった疑問を抱える就活生や転職を考えている方
◆サクッと読むための目次
やりたい仕事を見つけられるほど職種を知っているのか?
まず最初の理由がこれ。
やりたい仕事を見つけるにはそれなりに職種を理解して、社会というものの大きな絵が見えていないと無理です。
情報が少ない状態で選ぶのであればそれは「消去法」でしかありません。
20年そこそこ生きてきた程度で、アルバイトくらいしか仕事の経験もない学生が「やりたい仕事が見つからない」とは至極当然のこと。
もちろん世の中には最初っからやりたいことが明確で、その夢に突っ走っている人もいます。でもそれが模範解答かといえばそうでもない。
「やりたい!」と心震わされることなんて時代とともに変わっていって当然だし、日々の生活で自分のOSや知識がアップデートされれば自然と興味関心も変わってくるものです。
自己分析や業界リサーチにだって限界があります。
世の中には全国で20人程度しかいないような職種もあるわけですが、マイナーだからと言って、自分のやりたいことじゃないという理由にはならないわけで。
「この仕事は自分の本当にやりたいことなのか?」なんて考える前に、まずは目の前のチャンスに飛び込む方がよっぽど賢明だと思うのです。
意味なんて自分で見つけて後付けするもの
大人になればなるほど、自分の言動には責任を持たなければいけなくなっていきます。
お酒を飲むことも量も、タバコを吸うことも、仕事を休む決断をすることも、すべてです。
そういった行動の裏には必ず理由や動機付けがあるもの。無意識な行動もそうです。
その時その時の理由付けがあるのは誰もがわかっていることですが、ここにさらにあとで振り返って気づく「意味」もあるんですよね。
あとから気付く「意味」の実例
わたしの例で恐縮ですが、わたしは小3の終わりから進学塾に通い始め、中学受験を経験しました。
3年かけて一生懸命勉強したのに、中1の夏からオーストラリアへ引っ越すことになったのです。もちろんその時のわたしは完全に腐りました。
と。
まぁしばらく経つと英語も分かるようになってきて、海外生活も楽しめるようになったのですが、その頃から美容師になりたかったので、就活に優位な留学経験も関係なかったし、大学進学のための英語成績も関係ないと思ってました。
しかし、今振り返ってみるとこの留学経験がわたしの人生の軸になっていたことが後日分かるのです。
最初に就職したヘアサロンは外国人客も多く訪れる渋谷の一等地。サロンで唯一のイングリッシュスピーカーのわたしは、外国人客の対応に入ることができました。
その後、美容師を辞めて普通の仕事をすべく就活をする時に武器になったのも「英語」。
その英語を通して就職した先は「英会話スクール」。そしてそこで出逢ったのが、今のパートナー。そしてカナダへの引っ越しも、海外生活経験があったので抵抗がなくホームシックもなく丸4年を現地で過ごしています。
あの時の辛い思いを経験しているからこそ、英語学習を始めようとする人の気持ちが痛いほど分かったし、あの時一通り海外生活で不便も経験しているからこそ、今の海外生活ではライフハックも身についているし。
その時は感情論だけで辛いの一言なんですが、あとで振り返ってみて「あの時海外生活できてよかったな〜」と思うわけです。
就活の話に戻します。
例えば「小学生・中学生の頃に戻りたいな〜」って思うことありませんか?
とはいえ小学生の頃は「宿題やんなきゃいけないし」とか「あの子嫌い」とかってブーブー言ってたこともあったんじゃないでしょうか?
大人には「あとで絶対戻りたいって思うから満喫しとけ」なんて言われて「意味わかんね〜」なんて言ってたり。
でもそれってあながち間違っていないですよね。
就活も同じです。お祈りメールをもらう度に心が折れそうになるんですが、後日振り返った時に「あ、あの企業とご縁がなかったのはそういうことか」とか「この企業に入ったから●●に出逢えた」ということが起こるのが人生の面白さなんです。
天職なんて後で振り返って気付くもの
前項ともかぶってきますが、目の前のことに一生懸命になれるかどうかがキモ。
課題が小さかろうが大きかろうが、目の前のことに真剣になれなければ、職種が変わっても同じです。
これは根性論で「意地でもやれ」と言ってるのではなくて、自分の原動力を理解することが大切だというお話です。
- 給与や昇給?
- 社会における使命感?貢献?
- 承認欲求?
などなど。自分がテンションが上がる瞬間を書き出してみるといいです。
共有できる感情を持てれば自走できる=仕事ができる人になれる
その原動力をベースに、今度は自分の心が震える共感ポイントを探します。
共感ポイントとは、2つの円が重なるところです。
「自分の大切にしている想いや↑で書き出した原動力」と、「企業の持つ理念や事業内容」で重なる部分を探すのです。
もし見つからなければ、おそらく心が震えないので、候補として外しましょう。
共有できるポイントが1つでも見つかると、感情的な側面から自分に点火できるので指示待ち族にならず、自走できるようになります。いわゆる「仕事のできる人」になれます。
まとめ|ライフイズハードでも「人生ゲーム」と思えばいいじゃん
ここまで偉そうにまとめてきましたが、わたしも「今やっていること」に対しての「意味」はきっと5年後、10年後に振り返ったら変わってきているんだろうなと思って毎日を過ごしています。
3年間勤めていたカナダの現地企業は、クライアントによる技術買収によって事業を閉じることになりました。
外国人がカナダの現地企業で就職するのは英語の面も含めてハードルが高いので、もちろんわたしは「まじかよ・・」。
でもそれがきっかけで「フリーランス」という道を選択することができました。
チキンなわたしには「会社を辞める」という自主的な決断ができなかっただろうと思うので、お膳立てしてもらえたのかなと理由を後付けしています。
わたしは順風満帆で楽しそうな生活してるよね!と言われることもあるのですが、それはわたしがすべての出来事に対して責任を持ち、意味を与えているからにすぎません。
ライフイズハード。それは異論ありません。少なくともイージーじゃないです。
でも「人生ゲーム」って思って過ごせばもっともっといろんな世界が見えてくると思うんです。
物事の捉え方は人それぞれ。
「寝坊した」という1つを取っても、「長めに寝たから今日は生産性が上がるぞ!」と思うのか「朝の貴重な時間を無駄にした」と思うのかで、その後の流れは大きく変わるのです。
それでは今回はこの辺で!
KEI(@kishikawa1126)でした。
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