普天間基地問題?辺野古問題?最新の沖縄問題をわかりやすくまとめてみた!

普天間基地問題?辺野古問題?最新の沖縄問題をわかりやすくまとめてみた!


普天間基地移設問題、または辺野古移設問題。
ニュースでよく聞きますよね。でも何が背景にあって、それぞれの思惑はなんなのか?
正確に説明できるでしょうか?

普天間基地を辺野古移設する話はどうなってるの?ていうかそもそもなんで移転の話?

沖縄の主張と政府の主張は?反対意見はなぜ?

今回はこの「沖縄のなんで??」をまとめてみました。

在日米軍について

そもそもなんで米軍が日本にいるの?

そもそもなぜ日本に米軍基地が存在するのでしょうか?

第二次世界大戦に敗北した日本は、沖縄も含め米軍の直接管理下に入ります。
1951年にはサンフランシスコ平和条約が結ばれ、日本にいた連合国軍は日本から撤退します。

ただし、同時に締結した(旧)日米安保条約により、米軍のみ、日本を守るという名目で駐留が認められます
憲法9条で軍隊を持てない日本にしては「じゃあ守ってもらおう!」的なことですね。
憲法自体GHQ主導なので、正直すべて計算ずくとも思えますが…

朝鮮戦争が起こると、ソ連や中国、北朝鮮などの東側諸国に対しての抑止力を持った軍事基地として、ベトナム戦争では、爆撃機拠点および後方支援基地としての重要性を重視する方向に変わっていきます。

その後も米軍は基地拡大を進めていきますが、米軍による事件や事故が絶えず、県民による暴動なども起き、返還への動きが強まります。

その後1972年には沖縄返還となり、施政権も日本に返されました。
ただし、現状を見ての通り「アメリカ軍基地を県内に維持したままの返還」となりました。

沖縄米軍基地の規模は?

日本全国には約4万人の米軍が駐留しています。そのうち、約半数は沖縄に駐留しています。
ちなみにアメリカ以外で最も米軍が多い国は日本です…(*_*)

全国の7割以上の基地が沖縄に集中というのはマスコミの嘘!

沖縄

出典:沖縄県庁ホームページ|Copyright © Okinawa Prefectural Government.

沖縄本島の20%近くを基地が占めています(県全体だと約10%)。

確かにこの数字は正しいです。

しかし、マスメディアは「全国にある米軍施設の約7割が沖縄に集中している!」と世論を煽ります。

ちょっと待ってください。これは言葉の綾。なんなら数字の綾です。

正確には「アメリカ専用の米軍施設の約7割が沖縄に集中している」のであって、自衛隊や民間空港と共用のものも含めれば、全国の米軍基地のうち約2割が沖縄にあるというのが事実です。

話を戻します。

アメリカが沖縄に基地を維持したい理由は明白です。
それは、アジアに拠点を持っておくことで不測の事態にすぐに対応できるように_。
中東に向かうにしても、軍事拠点として使うにはもってこいなのです。

第7艦隊、ロナルド・レーガン
この原子力空母は横須賀海軍基地を母港としています。
戦時には50~60の艦船、350機の航空機を擁する規模です。この第7艦隊の最大の目的が日本や韓国の防衛ではないことは火を見るより明らかです。
世界最大の艦隊を横須賀に駐留させているのは、ロシア・中国・北朝鮮がアメリカ本土を攻撃するのを防ぐために他なりません。

ロナルド・レーガン見かけは「安全保障」ですが、アメリカが自国民を犠牲にしたり、危険にさらしてまで日本を守りたいと思うでしょうか?
アメリカもそこまでお人好しではありません。
誰もが自分の得を考えます。

これはアメリカに限った話ではなく、外交では基本なのです。

沖縄における米軍の駐留状況が分かったところで、今度は移設問題を見ていきましょう。

普天間基地移設問題とは?

普天間にある米軍基地を名護市の辺野古へ移転させるかどうかで揉めている問題_です。

なんで移設の話が出たの?

まずそもそも、普天間基地は「世界で一番危険な飛行場」と言われています。

この基地は沖縄戦の最中にアメリカが建設を始めたものです。

アメリカは住民から基地建設に必要な土地を取り上げたため、住民は移住を余儀なくされます。

本来、飛行場を建設する場合には、離着陸時の事故や危険を避けるためにも「緩衝地帯」を設けますが、ここでは特に設けられず、飛行場のすぐそばに住宅が建設されてしまうという危険な状況になってしまったのです。(後から密集していったことを考えると、どちらかだけが悪いとは言い切れません)

もちろん物理的な事故の危険に限らず、騒音問題もあります。

上記に加え、1995年9月に発生した「米兵少女暴行事件」が起きたことが移設の追い風になります。

移設先に辺野古が上がっているのは?

日米両政府は「沖縄に関する特別行動委員会(SACO)」を設置し、在沖米軍基地の整備や縮小、統合の検討を始めます。

さらに1996年、当時の首相、橋本龍太郎氏と当時のアメリカ大統領のビル・クリントン氏の間で、普天間基地の返還と移設に合意しています。
1999年には当時の沖縄県知事、稲嶺恵一氏が移転先として名護市辺野古沿岸域と表明しました。
当時の名護市長の岸本氏も条件付きとは言え、受け入れを表明します。それに伴い、政府は『普天間飛行場の移設に係る政府方針』を閣議決定します。

橋本龍太郎
橋本龍太郎

普天間基地の返還と移設でOK?

クリントン
クリントン

OK!合意~!

つまり、この段階で「どこに移転するか?」という問いに対しては「辺野古沿岸域」ということで決着がついていたのです。

今も揉めているのはなぜ?

実は稲嶺恵一知事の「辺野古移設」表明にも条件がありました。
それは、地元の合意を得るために「期間限定」案であり、「15年間限定の軍民共用飛行場を作る!」というものでした。

そしてそれに共鳴するように岸本市長も「地域振興策」とセットならと受け入れを表明したのです。

ここで黙ってないのは、そうです、アメリカです。

稲嶺恵一
稲嶺恵一

15年間限定の軍民共用飛行場を作るっていうんなら名護市辺野古沿岸域!

岸本建男
岸本建男

地域振興策とセットならと受け入れする~

アメリカ
アメリカ

は? 15年限定とか、共用とか受け入れられないからね~~(^_^)/~

アメリカが合意しないことには「米軍」基地を動かすことなどできるはずもありません。
そして挙句の果てには日米両政府は地元沖縄の意見を無視する形で「沿岸案」という合意案を作ってしまいます

もちろん「沖合いじゃないじゃん!沿岸なんて聞いてないよ!」という沖縄側の反対が起きました。
しかしその後の協議で2006年に、当時の名護市市長の島袋氏は、住宅の上空を飛行しないことなどを条件に現行計画(沿岸V字形滑走路案)に合意します。

その後2006年には、基地建設容認派の仲井眞弘多氏が県知事に当選。
しかし2008年には、沖縄県議会で辺野古移設に反対決議となります。

問題児、鳩山由紀夫の「最低でも県外」トンデモ発言

2009年、民主党政権を勝ち取った当時の首相、鳩山由紀夫氏は「最低でも県外」ととんでもないことを言い出します。

そして2010年、辺野古移設に反対した稲嶺進氏が名護市長選で当選します。

結局、鳩山内閣は普天間移設先の具体的な代替案を打ち出せずに迷走した結果、移設先を「辺野古周辺」とする日米共同声明を発表することになります。

鳩山由紀夫
鳩山由紀夫

最低でも県外移設~~~!

沖縄県民
沖縄県民

うぉおおおおおおお!

鳩山由紀夫
鳩山由紀夫

ごめん、やっぱ無理みたい\(^o^)/

うん、そりゃ辞任するよね。(;´д`)

国 vs. 県の訴訟に発展…

翻弄された沖縄側も「今さらなんやねん!」状態はもっともで、もともと基地建設容認派だった仲井眞氏も初めて「県外移設を求める」と明言しますが、2013年末の安倍政権下において、最終的には公有水面埋立を承認します。

すると2014年の沖縄県知事選では、仲井眞氏を破り、新基地建設阻止を掲げてきた反対派の翁長雄志氏が当選します。

よって、県知事、県議会、地元市長、地元市議会の全部が反対で一致することになり、日米と足並みが揃わなくなります。
日本政府はというと、粛々と工事を進めていきました。

しかし翁長知事は「前知事は埋め立て承認したけど、俺は認めないかんな!」と無理やり辺野古移設をストップさせてしまうのです。
これには国も怒り心頭、訴訟に発展します…。

翁長知事も黙っていませんので、訴え返し~の和解し~の、で結局最終的には国が勝訴。
2016年11月に工事が再開となります。

仲井眞弘多
仲井眞弘多

基地建設容認だったけど、やっぱ県外移設で。

安倍晋三
安倍晋三

公有水面埋立申請書を沖縄県に提出

仲井眞弘多
仲井眞弘多

公有水面埋立承認するっっ

翁長雄志
翁長雄志

埋め立て、俺は認めないかんな!移設中止!

日本
日本

ヽ(`Д´)ノ ヽ(`Д´)ノ ヽ(`Д´)ノ ヽ(`Д´)ノ

もちろん敗けたとはいえ、翁長知事は最後まで反対の意志に変わりありませんでした。

辺野古移設反対派の意見とは?

辺野古基地は、完全に新しいものを建設するのではなく、既存の米海兵隊キャンプ・シュワブを拡張します。

最寄りの住宅地から1.5㌔、市街地からも10㌔以上離れています。
ヘリポートは海上設置を予定しているので、騒音や事故の危険を削減できます

数ある移設候補地から、辺野古が決まった理由の1つは、経済効果を期待する地元の要望があったからのようです。
沖縄企業に収益を落とし、沖縄経済を活性化させる_というもので、政府と県民の両方が望んだものだったようです。

ただ辺野古移設が決定された今でも反対意見はあります。
2017年10月の衆院選でも、4つある沖縄の選挙区のうち1~3区で反対派(オール沖縄)勢力の当選となっています。

反対意見
  • サンゴやジュゴンなどの生態系への影響
    これに対し、環境省は「絶対に辺野古でなくてもジュゴンは大丈夫」と考えをまとめています
  • 排水などの環境汚染
    これに対し、防衛省は「浄化して排水する」と回答
  • 漁業への影響
    これに対しては、国から漁業組合へ36億円の補償金が交付されるそうです

沖縄の偏向報道

ここまでを見ると政治がとーーーーっても深く絡んでいることが分かりますね。
ただ、これだけに過ぎないんです。。

ちょっとだけ冷静に、一歩引いて状況を見てみてましょう。

国と沖縄が喧嘩して、溝が深まると誰が喜ぶでしょうか?

そうです、中国です。

別の記事で尖閣諸島問題についても書きましたが、中国は以前から沖縄を狙っているのは明らかです。
共産党と中国の関係、さらには琉球新報、沖縄タイムスの偏向報道がこの問題をさらに複雑化させています。

KEI ISHIKAWA

でもこれだけ米軍基地があって中国が攻めてくるわけないんじゃない?

米軍がいるから攻めてこない?いや、武力行使で奪い取る気は無いはずです。

ここのところの沖縄2紙を見たでしょうか?
沖縄の独立意識を煽るような記事すらあるのです。
沖縄が日本でなくなれば、自ずと日米安保条約の対象外ですよね。

さらには、米軍基地の一部は民有地ですが、これらの一部を中国資本が買っていると言うのです…。(;O;)

過激反対派と土人発言

ニュースでも話題になった、機動隊員による「土人」発言。

偏向報道

わたしも初めて聞いたときは「え?」っと耳を疑いました。
ただ、恐ろしいことに、これも1シーンを切り取った偏向報道だったことが明らかになっています。

暴力まがいのことをされても無抵抗を貫く機動隊員の方々、さらには防衛省職員の方々までが「プロ市民」の餌食になっていました。

それであってもさすがに土人発言は頂けませんが、それだけの前後関係も無しの報道をするマスメディアもどうなのかと疑問は残ります。

プロ市民とは?
一般市民を装い市民活動と称しているが、実質的には営利目的または別の目的を持つ政治活動家と一方的・断定的に評価をつけ、その行為を批判する際に用いられる2ちゃんねる用語。今日では2ちゃんねるに限らず、こちらの意味で使われることが多い。
出典:Wikipedia

反対派が妨害活動のために設置したテントには機動隊員の写真と名前が張り出され、さらには「おまえの子どもを学校に通わせなくしてやる」などと脅されたり、個人情報が記載された書類が奪われるなどの被害が出ています。

防衛省幹部は由々しき問題と憤りも見せました。

本当の沖縄のことを報道しようとした番組に至っては、BPO(放送倫理・番組向上機構)の格好の標的になりました。
BPOも当てになりません。NHKとその他民放などが出資した任意団体に過ぎないんです。
これで適切な倫理判断ができる方がおかしいです。

翁長知事は土人発言をスルー

その一方翁長知事といえば、土人発言に対し「強い憤りを感じている」と語ったに留まり、沖縄県警や機動隊員が受ける侮辱に対する憤りなどは表明したことはないのです。

本当に翁長知事は沖縄のため、強いては日本のためを思った政治家だったのでしょうか?
日本のことを第一に考えるのであれば、沖縄県の一部である尖閣諸島についてもコメントを出すべきだと思うんですが、もちろんこれもありません。

さらに、那覇市長時代の翁長氏は(中国の属国の象徴との説もある)「龍柱」建造までしているから驚きです。

2018年は沖縄選挙イヤー

名護市長選:「渡具知武豊氏」当選

2月4日投開票となった名護市長選。

結果は、安倍政権が支援した無所属新人、渡具知武豊氏が当選しました。

20,000票以上を得て、さらには3,400票ほどの差をつけての当選でした。
投票率は76.92%で前回より0.21ポイント増。

安倍政権はこの当選をもって、移設工事を加速する方針と思われます。

渡具知氏の任期は、2月8日から4年間となります。

沖縄県知事選:「玉城デニー氏」当選

9月30日投開票となった沖縄県知事選挙では、辺野古移設に反対する前衆院議員玉城デニー氏が初当選しました。

また政府と足並みが揃わなくなった沖縄ですが、いよいよ12月14日から辺野古への土砂投入が始まりました。

朝日新聞、毎日新聞、沖縄タイムスの3紙は真っ向非難。

それでもやはり不可解なのは、普天間飛行場の固定化に対する危機感や懸念が出てこないことでしょう。

玉城デニー氏もここぞとばかりに「代替え案」を打ち出すかと思いきや、「対話路線」に留まり、「単に反対してる人の代表」に過ぎない印象です。

前翁長知事に続き、尖閣諸島問題に対し言及しないあたり、「日本の政治家として」信頼はおけないな_というのが本音です。

まとめ

KEI ISHIKAWA

どのニュース記事を読んでいても疑問に思うのは「本質を忘れている」ということ。

基地移設のそもそもは「普天間飛行場の固定化は絶対に避けなければならない」という点であるにも関わらず、反対派はその点については一切言及しない
一貫して「辺野古反対!」「移設反対!」だけなのです。

賛成するのも反対するのも自由ですが、合理的な話し合いを目指すのであれば、解決策は持ち寄るべきなのでは?と思うばかりです。

最後に・・
恥ずかしながら、私の知識とリサーチでは「辺野古」に拘る絶対的な理由は未だ見えてこなかったのですが、核問題含め、日本は自らの力で自国防衛をもっと深刻に考えるべきでもあり、それと同時にすぐ隣にいる敵にも疑ってかからないといけないと強く感じました。

是非皆さんにも一度、一旦立ち止まって考えてもらいたいトピックです。

記事が気に入ったらシェアをお願いします!








普天間基地問題?辺野古問題?最新の沖縄問題をわかりやすくまとめてみた!