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マーケティング「ロングテール戦略」のメリットとデメリット

ロングテールって聞いたことありますか?

・・・長いしっぽ。。。🐴🦓🦒

わたしが初めてロングテールという言葉を聞いた時、わたしの思考回路では、動物の連想ゲームにしかなりませんでした(´._.`)←

ロングテールとは、インターネットを用いた物品販売の手法、または概念の1つであり、販売機会の少ない商品でもアイテム数を幅広く取り揃えること、または対象となる顧客の総数を増やすことで、総体としての売上げを大きくするものである。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ウィキ読んでもよく分かんない(′• દ •‵)

それが調べてみたときの感想でした。

ということで、今回はマーケの世界では外せない、この「ロングテール」とはなんぞや_という部分を紐解いていきたいと思います。

この記事でわかること

  • ロングテールって何?
  • ロングテールがいいらしいけど、具体的に何をすればいいの?
  • ロングテールのメリットとデメリットは?
  • 結局した方がいいの?

そんな疑問を爽快に吹き飛ばしたいと思います(◍•ᴗ•◍)

では、さっそく〜🔥

ロングテールを理解するにはまずはショートテールを知ろう

分かりやすく、「ショートテール」から説明します。

ショートテールとは平たく言うと検索ボリュームの大きい「マンモスキーワード」を指します。

例えば、キーワード「フリーランス」。

このキーワードで新参者のブログが上位ランクを奪取するのは至難の技です( ´~` )

そこで狙うのが「ロングテール」☝🏼

「フリーランス」を検索する人にも、いろんなタイプがいます。

例えば、「フリーランス 確定申告」と調べる人は、「フリーランスとなった場合、または既にフリーランスで確定申告のいろはを知りたい人」。

「フリーランス 求人」と調べる人は、「フリーランスでお仕事を探している人、または求人掲載を出したい企業の人」。

ネット上には膨大な情報が溢れていますので、ユーザーも自分の欲しい情報にピンポイントで辿り着くためにより詳細なキーワードで検索するようになりました。

で、ここでもう1度この図に戻ります。この図のy軸は検索数を示しています。

左側の部分がショートテールでの検索数。

検索数は爆発的に多いのですが、全体の2割程度しか占めていません。

それに比べてロングテールは、検索ボリューム自体は減るものの、検索全体の8割を占めます。

これを足すと相当な数(検索数または売上)になるよね_というのがロングテール戦略です。

ちなみに・・・
Amazonが成功した理由にはこのロングテールが深く関わっています。
全体の2割しか占めない人気商品に頼る形ではなく、その他の大多数のニッチであまり売れない商品の販売量を積み重ねることで、全体の売上げを確保した_のです。

ブログに置き換えると「ターゲットを絞る」ということ

ここまでの説明で図の読み方が分かったと思います。

で、ここからが大切。

ブログやブランドに置き換えたときに言えるのは「ターゲットを絞る」ということ。

その分野で自社が大手であれば話は別ですが、 新たなサービスやビジネス、もちろんブログ記事を書く場合にはニッチなターゲットを狙う_ということです。

例えば、新たに「英会話スクール」を作ったとして、「英会話スクール」というマンモスキーワードでは既存の大手には敵いっこありません。

そこでニッチに「美容師向けの英会話スクール」とか「看護師でも通えるスケジュールに融通の利く英会話スクール」とかと、ターゲットを絞るんです。

母数は減りますが、求めている層は確実に存在するので、そこに照準を絞る_ということです。

ユーザーにとっても、ニッチな情報こそが本当に求めている情報なので、利害関係が一致し、エンゲージメントが高まります。

ロングテールのメリット3つ

ここまででなんとなくロングテールというものがわかってきたかと思います。

今度はメリットとデメリットを見ていきましょう。

ロングテールのメリット

  • トラフィック・売上が安定する
  • 長期的に見てコスパがいい
  • すぐに実践できる

一つずつ順を追って説明していきますね。

トラフィック・売上が安定する

上述の通り、ロングテールでは人気商品・人気記事に頼らないで済むので、一時的な「バズり」やブームが去っても、トラフィック・売上が安定する_というメリットがあります。

ニッチな商品・記事には一定数の支持層がいるので、安定するんです。

長期的に見てコスパがいい

即効性はないものの、ニッチな商品には一定数の支持層がいるので、一度作った記事は(極端に言えば)放っておいても継続的に集客し続けてくれます。

ホームページの管理や記事の掲載をアウトソースしている場合はコストが別途かかってくるので、ここは要確認です。

すぐに実践できる

難しいルールやツールを使うわけではないので、すぐに実践することができます。

ロングテールのデメリット

では逆にロングテールのデメリットは何でしょうか?

ロングテールのデメリット

  • 即効性がない

ロングテールのデメリットはこれに尽きます。

ロングテールはSEO手法の1つなので、結果として現れるまでは辛抱強く待つ必要があります。

結果が出始めればその後は楽になるのですが、導入直後は忍耐が求められます。

つまり短期的に「一気に売り上げを3倍に!」とかは期待できないというわけです。

結論としてやるべきか? ➔ 答えは「イエス」。

SEOに依存した方法なので、即効性こそないものの、長期的な視点でみればマイナス要素はありません。

ブログや記事はウェブサイトにとっては資産となっていくので、公開する際にその都度ロングテール (SEO) を意識して記事を公開していけば、確実に結果となって現れてきます!

まとめ

ここまで記事にまとめてみたけど、やっぱりマーケティングの根幹は「ユーザーのためになること・もの・ひとを提供する」ということに尽きると思います。

ブログで紹介します!と謳っているのに「ここから先は登録したら読めます」とか「CMのあとで!」とか、ああいう戦法はわたし個人としてはオススメしません(˘•ᴥ•˘)

その手法にも理由があってこそなので一概に否定はできないのですが、何よりも根本には「Make someone's life easier」というマインドがあってこそだと思うんです🤔

このブログに来てくださった方はマーケティングを勉強されている方だと思うので、「売ること」を意識しすぎず、常に誰かのためになることを意識してもらえたらきっといい結果が出てくると思います(◍•ᴗ•◍)

わたしもまだまだ勉強中ですので、一緒に頑張りましょう(∩ˊ꒳​ˋ∩)・*

それでは今回はこの辺で!

  • この記事を書いた人

Kei

30代1児の主婦ママ|在宅フリーランスマーケター|効率化の鬼|主婦やママに役立つ情報を発信|在宅で年収8桁

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