こんにちは、フリーランスマーケターのKEI( @kishikawa1126)です。
正社員でお仕事していた頃は、
「フリーランスになればもっと時間ができる〜」とか「通勤時間分の浮いた時間で読書しよう!」とか「勉強しよう!」とか考えていたわけですけども、いざ始めてみるとノンストップなわけです。
朝起きる時間を決めるのも自分。サボるのも自由。
それにわたしのお仕事はマーケティングが主軸なので、仕事をしていない時間に入ってくる情報も仕事に通ずるわけで・・・
そうすると本当にもういつが勤務時間でいつがそうじゃないのかの線引きが難しいのです。
わたしはもともと仕事と私生活の完全な切り離しはできないという考え方なので、この生活にぐへっとなることはないのですが、仕事は仕事!プライベートはプライベート!ってタイプの人には向かないなーと改めて思った次第です。
それを「今はプライベートだから仕事のことは考えない!」って無理して線を引く方がよっぽど精神的に疲れるんじゃないのかなあと思うのです。
だって、資本は同じ「自分」なわけだから、そりゃあ円が重なる部分は出てくるはずですよね。
・・・ちょっと話が逸れてしまったので元に戻しましょう。
今回はこの「フリーランス」で食べて行こう、独立したい!と思っている人向けに、
フリーランスやって見たいけど、この先も大丈夫かなぁ。とか
フリーランスで生計を立てるにはどうしたらいいの?
といった疑問に答えていきます〜!
読み終わった頃にはすぐにアクションが起こせるようにリストも準備しました!
◆サクッと読むための目次
【現在】のフリーランスの動向を知る
フリーランス人口とその経済規模の推移
まずは今の状況を理解していくところから始めましょう!(そんなの必要ねーよ!って人は中盤へ飛んでください笑)
国内のフリーランサーの数は過去4年で22.6%増、経済規模に関しては41%も成長しています!
海外在住の日本人フリーランサーを含めればその数はさらに増えると思われます。
☝🏼ちなみに、フリーランスという枠には私のようにフルタイムの人もいれば、副業感覚の人、パラレルワーカーも含まれます。
こちらは日本とアメリカにおける過去4年間の成長率です👆🏼

日本の場合、勤務形態の多様化はアメリカに比べ遅れており、最近になって伸び始めた印象です。
政府の副業解禁も合間って(というかテンプレートを使ってた企業の方が謎だけど)今後も同様に、フリーランスの人口も経済規模も膨らんでいく可能性に期待できます👏🏼
フルリモートはまだまだ少ない
今度は国内フリーランスのうち、フルリモート(オンライン完結)の比率を見てみましょう。
フリーランス人口の59%を占めるアメリカに対し、15%にしか及ばない日本のオンラインフリーランス。やっぱりアメリカと比べると日本はだいぶ遅れを取っていますね。
ただ逆を返せば「今後伸びる余地は大きい」ですね。
新しいものやこれまでのやり方を変えたがらない日本なので、この辺は遅れを取りがちです。
では、この状況を鑑みた上で、これからのフリーランスに必要な考え方を見ていきましょう。
これからのフリーランスに必要な3つの考え方
- フリーランスは己が商品。セルフブランディングすべし。
- 時給労働から抜け出す
- あなたがオンラインで仕事することのメリットを理解する
その①:フリーランスは己が商品。セルフブランディングすべし。
今後も間違いなくフリーランスを名乗る人は増えてくると思います。
あえて「名乗る」と付けたのは、フリーランスだけで生計を立てている人 “以外” が大半を占めているためです。
例えば、産休中のママとか、副業的に週末フリーランスだったり就業後のフリーランスだったりという「隙間フリーランス」が増えているんです。
そうなるとどうなるか。(というかもうなってるんだけど。)
叩き売り状態になります・・。
特にブランディングをしていないフリーランスライターに多いのですが、企業側はとにかく安さを求めるようになります。

そんな状況下では生計が立てられなくなるので、結局いつまで経っても「隙間フリーランス」から抜け出せなくなります。
お小遣い稼ぎ程度でいいのであれば、隙間時間の有効活用だと思いますが、叩き売り状態の市場でわざわざ自分を売る必要あるんですかね?消耗しますよね。

答えは簡単です。ブランディングすればいいんです。
セルフブランディングの方法
ブランディングの基礎は『「●●ならxxさん!」というポジションを作ること』です。
つまり、ジャニーズの記事をアナウンサー目線で書いてもらうなら青木アナでしょ!みたいな。(めっちゃ極端な例ですが)

そんなことなーーーーい!!!です!
あなたの持ってる趣味、興味、経験はすべて唯一無二だって気付いてましたか?
大学卒業してすぐに結婚・出産した人と、30代で結婚・出産した人とでは見る世界も感じ方も全然違ってきます。

もうこれだけでだいぶ被ってくる人減ってると思います。笑
今この記事を読んでるあなたの昨日の経験だって、世界中の誰とも一致しません。
自分の強みが分からない人は、自分の趣味・興味・経験すべてを一旦整理することをオススメします。
その②:時給労働から抜け出す
加えて、お仕事が欲しいからと言って自分を安売りしてはいけません。絶対にです。
スキルを求める場面では、納品物に対して対価が支払われるべきであるからですね。
一例を挙げると、ライターに多い「文字単価●円」というもの。
でもこれって違うと思っていて。
ライターの単価は文字単価じゃない。
その記事が持つであろうトラフィックを計算して、そこから収益計算した上で、記事ごとに発注単価が決まるべき。
とは言え、課題はまだ多いか。
— KEI@トロント🇨🇦 (@kishikawa1126) 2018年11月30日
ライターの単価は文字単価じゃない。
その記事が持つであろうトラフィックを計算して、そこから収益計算した上で、記事ごとに発注単価が決まるべき。
「みんなこうしてるからこうしないとオファーがもらえない。」_では、一生お給与は上がらないと思います。
「みんなこうしてる」からあなたがその海に埋もれて、見つけてもらえずにいるのです。
人と違うキラリと光る部分に企業は投資するのです。お給与とは未来への先行投資です。
堀江貴文さんも著書「多動力」でこう書いています。
ブラックバイトを辞めない人間がいるからブラックバイトがなくならないという事実に気づいたほうがいい。誰もやらなくなれば、その仕事はなくなるか、時給が上がるか、ロボットがやるようになる。
時給の話に戻すと、スキルありきのお仕事は時給では対価は決められないと思っています。
「今」のあなたは「昨日」のあなたよりインプットが増えています。つまり少なからず成長しているんです。
でも「今」のあなたを作ったのは「昨日」の就業時間内だけのことでしょうか?違いますよね。
冒頭で述べたように、プライベートとお仕事は明確な線引きはできず、特にフリーランスの場合はこれが顕著に現れます。
ハンズオンで仕事している以外の時間での知見がプロジェクトに生きることが大半です。
そうなってくると時給でお仕事を進めるのは現実的ではないというのがわたしの意見です。
ただ、きちんと月ごとに時給換算することは大切です。
時給換算をしておくと、年収計算ができるので、目指したいレベルまでの道筋が立てやすくなります。

特に月間報告と擦り合わせの類。SlackやChatWorkで事足りると思っているし、実際事足りてます。
フリーランサーはこの打合せ時間もきちんと稼働時間として考える必要がありますし、その時間はそれだけに拘束されて他のことに一切コミットできなくなるので、要注意なのです。
その③:あなたがオンラインで仕事することのメリットを理解する
あなたがフルリモートで住む場所にも住む時間帯にも捉われずに仕事をしたいと思っているのであれば、これはきちんと理解しておくべきです。
企業の中にはリモートを認めているのに「Remotty」のようなビデオが常にONになってるようなツール使用を必須とするところがあります。
誤解を恐れずに言えば、気持ち悪くてしょうがないです。

パソコンの前にいることだけが仕事ではないということをまずはあなたがきちんと理解すべきです。
あなたがリモートで仕事することに企業サイドが不安を持つのであれば、それは企業側がマイクロマネジメント体質か、あなたがきちんとリモートのメリットを伝えきれていないかのいずれかです。
逆に聞きたいのはオフィス勤務じゃないと納品物の質が落ちる場合ってどんな時ですかね?
もちろん職種によってはオフィス勤務の方がベターな場合もありますが、まずはあなたがオンラインで仕事することによる企業側のメリット・そしてあなたのメリットをきちんと整理しておきましょう。
わたしは時差のあるリモートですが、デメリットと取る企業もあれば、これをメリットと取る企業もあります。
わたしと逆の例として、日本に住んでいながら北米企業相手にフリーランスのお仕事をすることってめちゃくちゃ可能だと思うわけです。
北米の深夜が日本の営業時間ですから、
- 北米側で「本日申し込みで明日納品可能のWeb制作サービス!」とかを打って、
- 日本時間でエンジニアがWebを作る
- 翌日の北米時間に納品
が可能ですよね。
これからどんどんオンラインのお仕事は増えていくはずですから、納品先にきちんと安心してもらえるような仕事の姿勢と実績づくりをしていきましょう。
実際にQOLがめちゃくちゃ上がった話
わたしはリモートでお仕事をさせてもらえるようになって確実に生産性が上がったと実感しています。
家族との時間がちょっとした癒しの時間だったり、それこそ隙間時間に洗濯を済ませたり・・QOL(Quality of Life)が確実に上がってきています!

まとめ&アクションリスト
ということで、今回はこれからフリーランスとして独立したいと思っている人に向けて、必要なたった3つの心構えをまとめました。
アクションリストを↓にまとめましたので、是非早速実践してみてください!
自分を他のフリーランサーと差別化するなら何かをリストアップしよう
自分の今の時給を換算してみよう
目指したい年収を決めて、時給換算してみよう → 今の時給との差がミチシルベ!
自分がオンラインで仕事するメリットとデメリットを5つずつ書き出してみよう
ブランディングができたら、各プロフィールや履歴書を更新しよう!!
それでは今回はこの辺で!
KEI(@kishikawa1126)でした。

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