LinkedInアカウント、海外に住んでいて現地でお仕事している/探している方、外資系でお仕事を考えている方は、持っている方も多いかな?とは思いますが、どうしても日本ではまだまだ馴染みがないんですよね。
そのせいか、LinkedInのプロフィールやヘッドラインの書き方を詳しく日本語でまとめてくれているサイトも少なかったりして・・
ということで今回の記事では、海外では就職・転職ツールとして「定番」のLinkedInの書き方をまとめていきます!
一緒にLinkedInを効果的にブラッシュアップしていきましょう~٩( ᐛ )و
LinkedInの公開内容をブラッシュアップできれば、英文履歴書にもそのまま転用できますよ!
登録がまだの方はまずはアカウント開設からしてみてくださいね!
◆サクッと読むための目次
LinkedInってなに?
Facebookやインスタグラムと同じ、SNSの1つです。
Facebookやtwitter、Instagramはプライベートでの利用が多いですよね。
「今日こんなことがあった~」とか、
「こんな面白い写真が撮れた~」とか。
それに比べてLinkedInはプロフェッショナルな利用と思ってもらえればいいと思います。
友人はもちろんですが、仕事関係の人との繋がりはFacebookよりもLinkedInが一般的です。
日本人は仕事相手でも親しくなると「Facebook持ってる?」って話になるんですが、海外では決まって「LinkedIn」。
もちろん、職務経歴なども公開します。
日本人は実績などを公に自負することに抵抗感を持つ人が多いので、LinkedInで経歴を公開するのも躊躇してしまいがちですが、気にせずしっかりと自分の納めた実績は字に起こしましょう!
その他によく聞く不安は、「今在籍している企業の人に見られて、転職したいことが社内にバレたらどうしよう」というもの。
LinkedInを持っているすべての人が必ずしも全員転職したいと思っているとは限らないです。
セールス(営業職)の人の中には、自社ニュースを自身のタイムラインで顧客とシェアするのに使ったりしています。
あくまでもネットワーキングの一貫なので、肩肘張らずに始めてまったく問題ないんです。
また、海外ではいい条件の会社があれば、有能な人財はどんどん転職を繰り返します。
終身雇用なんて考え方もありませんから、採用側も有能な人財でないことが分かれば早い段階で見切りをつけます。
むしろ向上心のないような人は取りたがらないので、常にアンテナを張っておくという意味でもアカウントは持っていて当然と考えているとも言えます。
さらには「今どきLinkedInアカウントも持っていないようなひとは面接にも呼びたくない」という人事部の声を何度か聞いたことがあります。

最近では、LinkedInに限らず、SNS上でのやり取りなども選考材料とする企業が増えています。
twitterにしろインスタグラムにしろ自分の発信するものは自分を表現する一部だということにさらなる自覚と責任を持ちましょう!
LinkedInの書き方【完全ガイド】
人事担当者があなたのLinkedInアカウントを見に来るのはもとより、見込み客が見に来ることも結構あります!
「誰から」買うか_というのもビジネスの世界ではとても重要です。
つまり、LinkedIn上ではあなたが商品であり、あなたがその商品、ひいては企業のマーケターなのです。
よって、LinkedInで大切なのはただ1つ。
あなたが書きたいことを書くのではなく、読み手が欲しい情報を書くこと。
これを念頭にさっそくブラッシュアップしていきましょう。
プロフィール画像にこだわろう
プロフィール画像は、商品で言うところの「パッケージ」、人の印象は見た目が8割と言うくらい、めちゃくちゃ重要です。
デザイナーさんなどのクリエイターの方なら、カチッとしているプロフィール画像である必要はないと思います。
むしろ自分のセンスを存分にアピールできる写真を選ぶのがいいですね。
ホワイトカラー系のお仕事の方なら、ポジティブな印象を与えるプロフェッショナルな写真がいいと思います。
また、色もそれぞれ与える印象が異なります。
下のチャートを参考に、「自分はどう見られたいか」という視点でブランディング=色決めをしましょう。

キャリアサマリをブラッシュアップ!
自分だけの強み、自慢できるスキルといった部分にフォーカスして、あなたのことを簡潔に書いてみましょう!
- 検索ワードも意識しながらキーワード選びをする
- 「何をした」かではなく「何ができる=あなたの付加価値」を意識して書く
- “万人受け”よりも“専門性”
人事担当者がLinkedIn上で候補者探しをすることも多くあります。
よって、人事担当者が検索時に使うであろう検索キーワードを盛り込むことも意識しましょう。

商品と同じで「買って買って!」(=わたしは「Buy me行為」と呼んでいます)とせがむことでは販促にはなりません。
Buy meではなく、“Like me”してもらう。
つまり、あなたのファンを増やすことが究極の販促なんですね。
なので、書きたいことを書くのではなく、あなたの商品価値を存分に含めましょう。
例えば、マーケターという肩書きであっても「アプリ市場に精通したマーケター」のように肉付けすることで、より専門性をアピールすることができます。
あなたのキャリアから派生した顧客や転職先は、あなたの“専門性”、他の人との違い・強みに期待しています。
職務経歴をブラッシュアップ!
キャリアサマリを読んであなたに興味を持ってくれた人は、職務経歴も見てくれます。
ここは事細かに記載してOKです。ここぞとばかりに実績をガンガン書きましょう。
- 繰り返しになりますが、Like meを意識して書く!
- 数値を用いて実績を書くと、読み手が想像しやすい!(例:3ヶ月で営業利益120%を達成_など)
その他のセクション
受講したコースや、ボランティア活動、資格などがあれば忘れずに追加しておきましょう。
今のあなたを作った「こと・もの」はしっかりと書いておきます。
分かりやすくワインで例えてみましょう。
同じワイナリー出身の2つの新作ワイン(ほぼ同価格)。
片方は、名前とパッケージこそは魅力的だけど、特に受賞歴なし。
もう一方は、それに加えて受賞歴もある!なんならオーガニック。
・・と来たら、後者を選びますよね。

LinkedInの設定:プロフィール編集通知オフに!
これぜったい忘れてはダメです!
オフにしておかないと、プロフィールに変更を加える度に、あなたのコネクションにシェアされます。

そのときだけオンにすればOKです。
転職したとか、昇進してポジション名がかっこよくなったとかね(笑)
タイムラインに表示されても、読み手にとって有益な情報ではないならオフにしておきましょう。
- 右上のアイコン(プロフィール)をクリック
- 設定&プライバシーをクリック
- プライバシーの中程、「プロフィール編集の公開」をオフに!
あなたの自己満のための通知ではなく、あくまでもあなたのブランディングに繋がる内容を配信していく_ということを忘れずに!

まとめ|履歴書とは書きたいことを書くものではない
繰り返しになりますが、LinkedInも履歴書(CV)もあなたが書きたいことを綴る場所ではありません。
買い手にとっての価値を綴ることが重要です!
あなたを採用するとどんなメリットがあるのか_など。
そして、出来上がっても放置はNG。定期的にアカウントを見直して、常に更新しましょう。
実績や、注目されているキーワードは日々変わりますからね。
一時は「グロースハッカー」という言葉がトレンドになり、その言葉を盛り込むだけでオファーの受信率が上がったという報告もあります。
ちなみにわたしのアカウントはこちらです。参考までにどうぞ。
また後日、CVと同じくらい重要なカバーレターの書き方についてもまとめたいと思います。
それでは今回はこの辺で!
KEI(@kishikawa1126)でした。

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